アキバに「冬休みの宿題喫茶」が登場
お正月1月3日。もちろんながら、おうちで引きこもって過ごします。
冬休み。どこにも行けない末っ子。
姉、兄は中学生なので行こうと思えばどこにだってお友達と行けます。
末っ子は、まだ小学3年生。
活発な女の子で、感情は言葉に出して言うタイプ。ランドセルを玄関に置いて遊びに行っちゃうような子だけど、セカンドオピニオン先に入院するとき、洗濯機の使い方もマスターして家事を率先してやってくれる子。
決して勉強が出来るタイプではないけど、体育だけは誰にも負けない。
そんなムスメが、夜に姉との些細なことから泣き出しました。
普段から末っ子の甘えん坊でワガママなところもあり、気に入らないと大声で泣く子なので、
またか…
と思いながら、あまり触れずにいました。触れるとどこまでもヒートアップしちゃう。
何も声をかけずに、クールダウンさせる。
でも、泣き声を聞いてると、私もイライラが気持ちの中に溢れてきました。
それで、
主人のお友達の奥さんに連絡して、子供たちだけで少しお邪魔させてもらえないかと思って電話したのですが…
話してると、自分のしんどさが溢れてきてしまいました。
それで、先輩ママさんなので、色々聞いてもらい、
「ギューッと抱きしめてやりー、 寝ててもええから、頭なでてやりー。」
って言われて、私は子供たちのことを放置してたなーって改めて思って。
でも、パパのことプラス子供の気持ちまでフォローしてたら自分がもたなかった…。
だけど、ムスメにお風呂に一緒に入って、今日は一緒に寝よう、って言いました。
お風呂の中では、
彼女の気持ちをたくさん聞きました。
「どこにも行けんやん、夏休みのときもキャンプにも行けなかったし、冬休みもそうやん。行こうっていうてまたウソで、友達は色んな所に行ってるのに私だけずっとどこにも連れていってもらえん。」
「仕方ないやん、パパ放って行けんやろ。」
「わかっとるけど、私だってどっか行きたい。」
「私なんて、生まれて来んほうが良かったんや。お姉ちゃんやから、お兄ちゃんやからって、偉そうにされるし、ママには話聞いてもらえんし、私なんか生まれてきても意味ないやん。」
「なんでそんなこと言うん。●●のこと、ママは大好きやし、愛してるよ」
「そんなこと聞いてないねん!私が話しとることと違うねん!ママは、いっつもいっつも。」
「来年、パパが元気になったら冬休みはハワイでも行こう!」
「そんなこと言うて、飛行機にも乗せてもらったとないし。」
「いっつもいっつも、ママはパパのことばっかりやん。●●が話かけても、パパのことしてるからちょっと待って。話なんか聞いてないし。」
「じいじも死んで、パパも病気になるし、ばぁばも入院するいうし、マロン(15年いた愛犬)も死ぬし、ずっとずっといいことないやん。●●の学校の行事(運動会や音楽会)なんか、誰も見に来てくれへんやん、そんなんばっかりやー」泣泣泣
すごくすごく、切なくて。
聞いてたら私と同じだなぁって。
辛い現実を一生懸命に受け止めようとしてくれてる。
こんなに小さいのに。
パパとは犬猿の仲くらい、仲はあんまり良くないのに、
パパがお茶入れて、リモコン取って、と言うとすぐに動いてくれる。
ストローさしてくれるし、プロテインジュースの作り方も見て覚えてて、私が作りかけでキッチンを離れてたら、作ってパパに飲ませてくれてた。
母親の私ですら、大人の私ですら、心から楽しめるクリスマスもなければ、お正月もない、キャンプや旅行にも行けなければ、テレビを見て思いっきり笑うことさえできない。(パパは音がもうしんどくて、テレビも極力消して、喋ってても静かにしてほしいとなる)
そのストレスを発散させようと、お金にも困るくらいなのにネットショップで無意味に注文したりする。
Bluetoothの発信機とワイヤレスイヤホンを買って、テレビを見たりする。
とにかく、ずっとずっと癌と向き合っていたら、気が狂いそうになる。
それを上手く回避しようと息抜きする私ですら、時々泣いて止まらなくなるのに、小学生のムスメが受け止められるわけがない。
決して、ワガママではない。
愚痴を言いたかったんだ。
ひたすらお風呂で聞いて、一緒に泣いて、同じ部屋で一緒に寝た。
その次の日は、何ごともなかったように、明るいムスメ。
それどころか、友達と近くの公園に行ったりもするけど、玄関やリビングの片付けをしてくれたり、
今日は、冷蔵庫の掃除を一緒にやろーって、前々から私がやりたい言うてたから、引っ張ってやってくれて。
洗い物を全部してくれて、
たまに泡がついてたりするけど、
キレイにキレイにしてくれて、
本当に本当に助かる。
冬休みの宿題も冬休みに入る前に終わり、学校の準備も万端。
明日は6時に起こしてなって。8時半にはもう寝た。
たくさん愚痴った後は、いっぱいいっぱい頑張ってくれる。
そんなムスメが、とてもとてもいじらしくてかわいい。
部屋が散らかったり、汚いのが嫌な私のことを一番理解してくれる。
パパもそれはとても良く分かっていて、
食べ物もテレビも何もかもをパパ優先にしてる私に変わって、
「食べていいよ。」
「よう頑張ってくれるなぁ、●●はスゴイわ。」
「ありがとうな。」
って声かける。
今日のみかんゼリー??。パパのために買ってたのに、子供たちみんなが狙ってて、ようやくパパに食べてもらってたら、
パパが少し残して●●にあげて、って。
ムスメを呼んで、
パパがくれるって、って、
それをスプーンに一口。
なんとも言えない凄く嬉しそうな笑顔で、
「美味しい」
可愛かったな
小さいお母さんみたいになろうと頑張ってくれてる。
「ママ、賞味期限切れのものはちゃんと捨ててよ!!」
って言われたな。
ありがとう、ありがとう、ありがとう。
感謝でいっぱい。
嬉しい??
パパが癌になって、私が不安定なために、しなくてもいい苦労を子供にもさせているのかもしれないけど、きっとプラスにかえて、生きてくれると確信する。
子供のキモチ、たくさん言葉にして聞けて良かった。
こんなママでごめんね。
冬休みの宿題で今まで以上の自分に…
片づけ嫌いの主婦と片づけられない子どもを180度変える!整理収納アドバイザー藤原友子です。 冬休みが終わって2週間。冬休み中に家に持ち帰っていた学習道具もすべてなくなり、ホッとしていたら、アレが返ってきました。 それは、
冬休みの宿題。
早速次男大五郎(小1)に、さあどうする?と聞いたら・・・。 捨てる! そうです。
冬休みの宿題は終わったら、役目が終了しました。 役目が終了したものは、ありがとうと言って気持ちよく手放しましょう!
片づけは使ったモノを元に戻すイメージですが、大切なモノを大切にすることです。 役目の終わったモノをいつまでも持っていると、本当に必要なモノや、大切なモノが見つからなかったりする探し物の原因になります。 必要なモノ・大切なモノで暮らしを作っていくことを子どものうちから教えるために、コツコツとまずは
冬休みの宿題から始めてみてはいかがでしょうか? それでは 来春、子どもの片づけ本が出版されます!詳しくはこちら→★ にほんブログ村 にほんブログ村